一般社団法人 札幌建設業協会

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創立百周年を迎えました

ごあいさつ

一般社団法人 札幌建設業協会 会長 岩田 圭剛

一般社団法人札幌建設業協会は、大正5年(1916年)年10月20日に「札幌土木請負業組合」として第1歩を印して以来、幾多の組織的な変遷を経ながら、北海道の開拓の歴史とともに歩み、今年で創立百周年の記念すべき年を迎えました。
北海道には豊かな海や森林、そして湿原、河川、湖沼などが織りなす雄大な自然があり、先人達は、この貴重な財産である自然を守りつつ、厳しい北の大地を切り開き、今や世界に誇れる食と観光を資源とした地域へと育んできました。この原動力は、道都や道央圏の発展とともにあり、先見性のある整然とした札幌市の計画的なまちづくりやスポーツ・文化を自由な発想で受け入れるその風土や気質とともに、社会資本整備の推進役としての建設業の地域への思いなどが調和して生まれたものと考えます。
当協会の前身組織は、北海道の拓殖計画による建設ラッシュが始まる大正初期に創立し、札幌をはじめ北海道における建設業の社会的地位の向上や会員相互の親和協力を図りながら、地域社会と地域経済の発展に大きな役割を果たしてきました。会員企業は、永年培ってきた技術力による専門家集団として道都札幌を支えるまちづくりに先頭にたって力を注ぎ、競技施設や周辺整備など社会基盤は、昭和47年(1972年)に開かれた札幌オリンピックを期にかなりの部分が整備されました。 一方、平成の時代に入り、バブル経済の崩壊や公共投資を巡る様々な議論が行われたことなどにより、公共事業予算が大幅に縮減され、建設業は長期にわたり厳しい冬の時代をすごして参りました。
こうした中にあって、毎年発生する河川の氾濫や豪雪などの自然災害に対して、昼夜を分かたず迅速な応急復旧活動を行うなど住民の安全・安心を守る責務もしっかりと努めて参りました。私たち一般社団法人札幌建設業協会は、今後も引き続き「地域を支え」「地域とともに栄える建設業」を目指し、この創立百周年を契機として、協会の活動を継続していく強い決意を、「3つの心」と「5つの行動」で示す「行動宣言2016」の策定により内外に明らかにし、今一度将来を見据え会員企業が心を一つにして、地域のために行動していかなければならないと考えています。
本年3月26日は、道民待望の北海道新幹線が開業し、北海道の歴史に新しい1ページが加えられました。当協会が新たな歴史をスタートするにあたり、関係諸官庁の皆様をはじめ、政治経済の団体各位には、これまでのお寄せいただきましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

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