この度、私ども札幌労務研究会は、関係団体及び諸官庁と連携を図りながら、建設業が抱える諸問題を調査研究し、労働環境の改善を目的として活動しております。
建設業の労働災害は、死亡者数においては年々減少しており、令和2年の時点では3年連続で過去最少となりました。しかしながら、休業4日以上の労働災害は、高齢者の労働災害、転倒災害や不安全行動による労働災害が年々増加していることや、新型コロナウイルス感染症によるものも含め、令和2年度は平成14年以降で最多となっております。
このような状況において労働災害を減少させるためには、社会情勢の変化に対応した安全管理が求められています。そして不幸にして労働災害に見舞われた被災者の方々については、労災保険給付制度のもと適切に対応することが重要と考えております。
この度の「令和3年版 労災保険給付の手引」は、初版を平成18年に発刊以来、法改正や新たな通達の発行、様式の変更等により、平成23年度、平成28年度の改訂を経て、今回の発刊の運びとなりました。
新たに、心理的負荷(ストレス)による精神障害の認定基準なども追加され、皆様方に、より身近な労災保険事務の実務書として、幅広く活用して頂ければ幸いと存じます。
購入希望の方はこのページの注文書に必要部数を記入いただき、メールもしくはFAXにてご注文願います。
また、当研究会ではこのほかに労災保険に係る冊子として、「労災保険適用の手引」「労災保険適用・給付Q&A」も併せて発刊していますので、是非ご参考に願います。
※札幌建設業協会窓口でも販売しております。
【ご 注 文 先】
メール:somu@sakkenkyo.jp FAX:011-251-2315
【お問い合わせ】
札幌建設業協会事務局 011-261-6182
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